2018年東京開催 第30回日本・ロシア学生会議について
本会議概要
本会議開催日程
8月10日~28日まで
モスクワ側10日~22日
ハバロフスク側23日~28日
※この日程はロシアメンバーが滞在する日程です。この3週間の内、文化交流や議論など分科会で行動する日にちのみ参加義務を課しています。それ以外の参加は自由です。
参加費:6万円
※参加費について
本会議中の航空費・宿泊費・一部食費を含みます。合宿の際にかかる交通費は一部自己負担です。
活動終了後に残金が発生した場合、返金いたします。
賛助団体の支援により、参加者の負担は大幅に軽減されています。
選考:特になし
言語:原則英語を使用します。補助言語として日本語、ロシア語を使います。
提携団体:モスクワ国際関係大学 日本クラブ
ハバロフスク 国際学生交流会
参加人数:日本人 最大15人
モスクワ側 15人
ハバロフスク側 11人
本会議時に大学生、専門学生、大学院生であれば、大学、学部、学科、学年関係なしに参加することが可能です。
会議の議題について
本年度は3つのテーマを設定し、それぞれに5人ほどの分科会を設けます。
参加者は3つの分科会のうち、何れかに所属して勉強、議論、文化交流を行います。
モスクワとハバロフスクメンバーの渡日する期間は分かれていますが、双方、同じテーマ、同じ分科会メンバーで議論を行います。首都と極東地域でどのように考えかとが違うのかを比較する事ができます。
安全保障
周知の通りロシアは古くから、世界情勢を左右する重要なアクターです。
この分科会では、安全保障における日本とロシアの果たしてきた役割と、歴史的な立場の違いと変容を確認することを始めとして、主に東アジアを中心にお互いの学生がどのようにその歴史と現状を認識し、どのように考えているのかを共有します。そして、これかの展望について議論していきます。
現在でも安全保障関連でロシアが取り上げられることが多いため、毎年人気の分科会であり、かなり白熱した議論になります。
歴史認識
18世紀より、ロシアと日本は東アジアにて重要な影響を与え続けてきました。残念ながら歴史的に対立と衝突を繰り返してきた両国でしたが、日本ではあまりその歴史が考察されることは少ないように思えます。この分科会では改めてお互いの国が東アジアにおいて行ってきた数々の戦争、冷戦そして植民地の歴史が両国でどのように捉えられているのか、そして、そんな決して明るいとは言えない歴史からどのように両国の関係親善と国際社会の平和に貢献していけるかについて話し合います。
非常に広範なテーマではありますが、日露両国でこういった歴史について扱う機会は少ないので、両国にとって大変興味深い内容だと考えています。歴史好きには毎年人気のテーマとなっています。
環境問題
今日において、日本とロシアの関係は経済的に、地政学的に、そして国際関係上切り離せない相互の存在となりつつある。しかしながら、その国家方針にはある程度のずれと理解が不足しており、未だにその連携の歩幅にずれが存在している。そのため、本分科会では環境を中心軸に経済発展、公害問題など共通の社会問題に対して、どのような対策と協力を構築することができるのかを社会対話を通じて、相互理解しつつ模索することを目的とする。
応募・参加資格
(団体顧問)
朝妻幸雄
日ロ交流協会副会長
渡邊隆司
日本対外文化協会専務理事・事務局長
(助成団体)
一般社団法人 MRAハウス
公益財団法人 平和中島財団
三菱UFJ国際財団
(後援団体)
一般社団法人日本外交協会
日本対外文化協会
日本国外務省
原則、毎週土曜日14時からの定例会に参加できること。
5月~10月までの原則分科会と重要な活動には参加できること。
年間の活動
4月 メンバー募集
5月 分科会メンバー振り分け・議題の具体化
6月 勉強会
7月 勉強会
8月 本会議・来年度運営班決定
10月 活動報告会・本年度事業終了
※5月から10月まで毎週土曜日14時から定例会を開いています。場所は順不同ですが、主に分科会ごとにテーマに即した勉強や本会議でのロシア人との文化交流の企画を行ったりします。
原則出席を義務づけています。遠方のため出席が困難な方には、日時を改めてSkypeを通しての接触を行います。この他、他団体との合同イベントや講演会、フィ―ルドワークなども行っています。